そしてバトンは渡されたを読んで
こんにちわ
だいすけです!
今回は本屋大賞にも選ばれた「そしてバトンは渡された」です。
本屋さんのコメント
本屋大賞受賞!『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ・著 私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。 | 特設サイト - 文藝春秋BOOKS
あらすじ
ネタバレ『【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された』|本のあらすじ・感想・レビュー・試し読み - 読書メーター
メモしたところ
- 父親が三人、母親が二人いる。家族の形態は、十七年間で七回も変わった。
- 明日が2つある。自分の明日と自分よりたくさん子可能性と未来を含んだ明日
- 去ったものに手を伸ばしても仕方が無い。今より大事にすべき過去などひとつもないのだから。
- 自分の知らない大きな未来へとバトンを渡す時だ
この作品を読んでの感想
本屋大賞と言うので借りてみた1冊。
最初から引き付けられたが、全く先が見えない1冊。タイトルの意味もよく分からず読み進めたというのが印象的だった。優子ちゃんの親が変わっていくのに対してほんとうの家族の形とは。というものを考えさせられた。自分は母子家庭なので1人しか親がいない。優子ちゃんのように親から学べることは多くはない。しかし自分には家族以外に自分に関わってくれる大人達の存在があることに改めて気付かされた。小中の相撲部の顧問や監督、コーチ、保護者の方々。相撲部は特殊なことが多く、一般学生では学べないこともたくさん学べた。具体的には人との関わり方、取り組み方、上下関係、上に立つ人の心構え。部活で学べたことは多い。高校のボートでは社会の厳しさ、ものも大切さ、仲間の絆。ボート部でなければもっと自分中心な考え方だった。多くの大人が関わって今の自分が形成されていく。優子ちゃんはこれが親という形で変わっていった。そしてバトンという引き継ぎの儀が始まっていく。自分が受け出来たことを次の世代へ。この作品を読んで自分は次の世代に何を残すのか。残せるだけの人格者であるのか。技術はどうなのか。もっと向上をし投げればならないと喝を受けた。もっともっと頑張らんと!