コンビニ人間を読んだあとに
こんにちは!
だいすけです。
自分はコンビニでアルバイトをしています。
前から気になっていた本を読んで見ました!
目次
1.本書の概要
2.まとめ
1.本書の概要(ネタバレ)
主人公の女性はコンビ二店員。
コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。
子供の時から変わっていて
- 小鳥の死骸を見て周りが悲しむ中「食べていい」と尋ねるような女の子
- 自分が変わっていると自覚し始め両親や妹が悲しむ姿を見たくなかったため、必要以上に喋らないようにし、どうしたら『治る』のかと考え出す
コンビニのいう仕事
コンビニという仕事は全てがマニュアル化
マニュアル化した世界に入ったことで普通の人として装うことができる
そして世界の歯車の部品になれる
コンビニ以外での生活
主人公がコンビニに18年間務めているあいだに店長は数十人と変わって行く
そしてある店長からの言葉がこちら。
「体調を整えるのも時給のうち」
それゆえ無駄な外出はさけ、翌日の仕事に備える
またマニュアルがないコミュニケーションが苦手な主人公は、周りの服装や話し方などを真似し、いかにも普通の人だと装う。
世間からの反応
コンビニ店員を18年間続けている人を周りは認めてはくれません。加えて、未婚 彼氏無しと言えば表面上の心配はしてくれますが、変わっている人と捉えられてしまう。
ある人との出会い
「縄文時代から変わっていない」
が口癖の婚活目的男
仕事の有無や職種などで決められることにうんざりときた彼は手っ取り早く職場の同僚やお客から探すとのこと。
彼はお客をストーカーまがいのことをしている常習犯。
主人公が声をかけます。
「私と一緒に暮らしませんか」
それは注意ではなく、彼女が好きになったわけでもなく、自分のため。
社会不適合者の自分から
「異性と同棲している普通の人に装いたかったから」
結果同棲を始めるのだが、彼がストーカーまがいでコンビニをクビに。
養うために正社員で働ける場所を探し就活。
しかしコンビニでしか働いたことがない主人公は結局コンビニに戻っていく。
「自分はコンビニ店員という動物なのだと」
2.まとめ
正常と異常
普通の人と変わってる人
世間の普通とはなんだろうと考えさせられる作品でした。
私たちは自分たちと違うことをやってる人、違うスタイルの人たちを異物ととらえて排除する。これは言葉ではそんなことやってない。と考えているけれど、無意識のうちに私自身も考えたりする。
(例えば、私たちはグループを作りたがる。
その中で異物にならないよう、主人公のように周りの服装や話し方を真似している人もいるのではないのか?)
けれどこんなことを言えば自然淘汰だから仕方がないと言われるかもしれない。
1世紀、2世紀といった長いスパンを考えれば社会(世間)にあった人達が生き残り、その他出来ない人達が淘汰される。
短い期間ではどうだろう?
できない人も生きている
苦しみながら生きている。
私はこの作品から
普通と違ってもいい!
自分が思ったほうに、自分らしく✨
そしてアルバイトでやっていたコンビニは
マニュアル化していて誰でもやれるということを知る→自分の価値に疑問を抱く→本を読み知識をためる→ブログでアウトプットをする
このように変化していきました。
全部この本のおかげです。
こんなことは普通から逸脱しているかもしれないけど、自分が思った方に✨
最後まで読んでいただき有難うございます!